内装の見極めポイント

分譲住宅は、すでに完成している家がほとんどなので内装や設備、家の素材を自分たちで選ぶことができません。実際に住み始めてから「やっぱり違う方がよかった」と後悔しないためにも、内装をきちんと見て決める必要があるでしょう。ここでは内装の見極めポイントを説明します。

まず1つ目のポイントは浴室や台所、洗面所といった水回りです。水回りは年数が経つと蛇口のパッキンが老朽化して水漏れがしたりします。また、給湯器の故障で温水がでなくなる場合もありますので、メンテナンスや修理を請け負っているメーカーであるか確認しましょう。

2つ目のポイントは床や壁の素材です。内覧するときは裸足で歩き床の感触を確かめるとよいでしょう。壁は壁紙が波打つことなくキレイに貼れているか、模様にズレはないかなどチェックしてください。その他にもコーキングの仕上がりや窓枠のサッシなど、細かいところほど丁寧に作られているか見極めることが大切です。

最後に階段や玄関、ドアの安全性のチェックをします。階段は手すりがついているか、ステップに滑り止めがついているか確認してください。玄関は小さな子供がいる場合、開けてすぐ道路があると危険です。ドアは開く方向や、開いた時に邪魔にならないかどうか、部屋から出てきた人とぶつからないかなどチェックしましょう。