いつかは一戸建て住宅に住みたいと考えていても、どのタイミングで買うべきか悩む人もいるでしょう。一般的によく聞くタイミングとして「結婚したとき」「子供の進学に合わせて」などがありますが、近年では「子供たちが独立して」から家を買う50代・60代も増えています。それぞれのメリットデメリットを見ていきましょう。
結婚が決まったタイミングで家を買う場合、ローンの支払いが早く終わるため老後が楽に暮らせるというメリットがあります。しかし、新婚時からずっと同じ家で暮らし続けることになるため、子供たちが独立した後に部屋数が余ることや、耐久性の低い家だった場合、修繕が必要になることがあるでしょう。
子供の進学に合わせて、学校の近くや通学を考慮して家を購入する人も珍しくありません。この場合、子供が進学するまでの間に購入資金を貯めることができるので、頭金を増やせるメリットがあるのです。デメリットは希望の学区内に良い家が見つからないケースや、教育費とローン返済の両立が難しくなることが考えられます。
子供たちが独立し、夫婦2人になってからマイホームを購入する場合のメリットは、老後の生活を合った暮らしができるところでしょう。将来の収入が予想できるので家計破綻の心配も少ないです。デメリットは健康状態を理由にローンを断られることや、長期ローンを組むのが難しい点が挙げられます。